SSブログ

速く解くために・・・ [英語]

今日は3件の指導がありました。
その中で、気になった場面をご紹介します。

英語を教えていた時の、一コマです。


「represent。意味、覚えてる?」 「えーっと・・・」 「代表する、表すとかやろ。」 「ああ、そうです。そうでした。知ってます。」

一応、かすかに記憶に残っていただけマシですが、これはいただけません。
僕は、こう返しました。

「センターにどれだけの単語が並ぶと思ってるんや。えーっと、とか言ってる間に試験終わるぞ?」
と。

さらに、付け加えます。

「英語だけじゃない。知識は、必死になって出てくるのではだめ。瞬時に出てこないと、使いこなせない。使いこなせないのならば、それは知らないのと変わりない。」と。


厳しいようですが、真理だと思います。
特に解くスピードを得るためには、このことを意識する必要があります。
実際その意識が弱い生徒は、解くのが遅い。


普段学習していて、うっかり忘れてしまっていた事柄に出会って。
「そういえば、そんな話もあったなあ。忘れてた」
といって、そのまま流していませんか?
その詰めの甘さは、確実にどこかで足をひっぱります。
必要な知識は、いつも頭の引出しの手前側に入れておかないといけません。

そのためには。
知識をひっぱり出す機会を増やすのが一番です。
英語ならば、英文にとにかく当たる。
一度ひっぱり出したものは、そう簡単に奥の方までもぐりこみません。
必要な時があれば、必ずすぐに取り出せます。


「頭の回転が遅いから・・・」と嘆く前に、自分に妥協が無いか、省みてみましょう。
言われてみれば思い出したから、次は大丈夫。
そんな勘違い、していませんか?
いつまで経っても、速く解けるようになりませんよ。


受験生は、入試が近づいてきた今こそ、意識しましょう。
詰めの甘さや妥協は、かならず足を引っ張ります。
改めて、丁寧な学習を心がけて下さい。
全ての事柄において、「入試に出るかもしれない」の意識を忘れないで下さい。


それでは、今日はこの辺りで。

以下、前回の記事の再掲です。



・お詫び
2013年度の生徒募集ですが、一旦停止させていただきたいと思います。
理由はシンプルで、「スケジュールが埋まったため」です。

現時点では、どうにもこうにもいかない状況です。
ご検討されていた皆様、申し訳ございません。

今後スケジュールに空きが出ましたら、こちらにて公表させていただきますので、ご覧いただければと思います。

また、来年度(2014年2月以降~)の指導予約は、常時承っております。
もちろん、ご相談のみもOKです。

即時の指導依頼はしばらくお受けできませんが、皆様のご連絡をお待ちしております。


☆来年度生徒募集中!

詳しくはこちら↓
http://leo-edu.blog.so-net.ne.jp/2010-04-15



英語だけやっていれば英語は分かるのか [英語]

こんばんは。
少々バタバタしてしまい、約一週間ぶりの更新となってしまいました。

さて、今日は英語の話です。
英語教育が変わろうとしているようです。
小学校で必修化するだけでなく、高校英語の授業を英語で行ったり、教科書も英語で大意を把握することを重視する教材になるとか・・・。
ざっと見る限り、「文法軽視」と言われても仕方のない内容です。

今、世間ではとにかく「英語が大事」と叫ばれています。
楽天などの企業では社内公用語化もされたり、TOEICの得点でボーナスが出る会社もあります。
確かに、英語が出来て困ることはありません。
実際に企業が海外と仕事をする場面はあるでしょうし、その時に英語は必要でしょう。
英語圏の情報をダイレクトに入手できるといった利点もあります。

しかし、はたして英語ができればすべて良し、なのでしょうか?

と言うのも、こんな声も耳にするようになりました。
「英語しかできない学生・社会人の処遇に困る」と。
要するに、英語は出来るけれども、肝心の仕事ができない。
あるいは、もっとひどいのは、TOEICは取れているけれども英語は出来ない。
(おかしな事だと思われるかもしれませんが、十分に起こり得ることです。TOEICは英語など出来なくても、テクニックである程度取れます)

結局のところ、英語は出来るに越したことはないのですが、やはり前提として仕事が出来る・頭がキレることが肝要なんですね。
せっかくの英語を生かす場面まで自分を持っていくには、別の力が必要だということです。


ところで、「日本の英語教育は無意味だ」なんて話もあります。
おそらく、「英会話」の一点にクローズアップすれば、確かにあまり有意義な教育だとは思えません。
しかし、学術・ビジネスで運用する英語力を育成するには、意味のあるものになっていると考えています。
読解力、論理思考力。
それらの力も同時に鍛えられる仕組みになっており、英語力の育成にとどまらない、良いカリキュラムです。

裏を返せば、論理思考力・・・もっと言えば、国語力がないと、日本の英語は出来ないようになっています。
国語が分からないと外国語が分からないいうのは、一見おかしな話にも思われるかもしれません。
ですが、母国語における修飾の仕組みなどを理解していないと、外国語のそれは到底理解できません。

そう。外国語をやる前に、母国語をしっかりと学ぶ必要があるのです。

一方、最近の中高生・あるいは小学生を見ていて、国語力の低下を感じます。
漢字が書けないとかそういう話ではなく、とにかく文を作ることが苦手。
なので、英文和訳で単語ごとの意味が分かっても、その隙間を埋められない・・・。
これは、語学学習においても、もちろん致命的。


ここまで国語力が低下してしまた理由はよく分かりません。
しかし落ちてきていることは事実なので、早急な対策を望みます。
英語力英語力と役所の人間は口をそろえて言いますが、本当に落ちているのは国語力ではないでしょうか。

もう少し現場を見て教育改革を行わないと、またまた机上の空論で終わってしまうと思います。
日本人らしいと言えばそれまでですが、教育に携わる人間が机上の空論を交わしていては、国は良くならないでしょうね。


生徒さんの募集について。
現在、10名の生徒さんを受け持っています。
限界に近いのですが、あと一名様くらいであれば、曜日次第で可能です。
是非ともご相談下さいませ。

☆生徒さん募集中!

詳しくはこちら↓
http://leo-edu.blog.so-net.ne.jp/2010-04-15

bureaucrat [英語]

bureaucratという単語があります。
日本語では、「官僚」という語に相当するのですが、これがなかなかどうして発音と綴りの一致が難しい。
[bjˈʊ(ə)rəkr`æt]という発音をするわけなんですが、reauの部分が多分、聴くだけでは書けない。
かく言う僕も相当苦労した単語の一つなのですが、一工夫思いついてからは忘れなくなりました。

bureaucratと関係のある語に、bureauというものがあります。
「(官庁の)局」、などという意味のある語なのですが、こちらは[bjˈʊ(ə)roʊ]という発音をします。
どうでしょう・・・?こちらの方が綴りと発音が近いと思いませんか??

bureaucrat=bureau+cratと覚え込むのです。
するとbureauは覚えやすいので、cratをつけちゃえば自然とbureaucratという綴りがしっかり書けちゃうんですね。

何だか子供だましみたいな話ですが、これ、意外と効果的。
で、ごちゃごちゃ考えているうちに自然と頭に入ってくるという側面もあり。
英語は派生語と共に覚えよとよく言われますが、こういった角度からも、有効なのですね。

他にも、またご紹介したいと思います。それでは。


☆生徒さん募集中!
(灘・甲陽など難関校志望の方・3~4時間の長時間授業をご希望の方、募集強化中!)

詳しくはこちら↓
http://leo-edu.blog.so-net.ne.jp/2010-04-15
nice!(0)  コメント(0) 

TOEIC指導 [英語]

最近、珍しくTOEIC指導のお仕事をいただき、週1回のペースでやっております。

実は僕自身、幼少期から英語に親しめる環境にあったこともあり、TOEICテストでもそれなりの結果を出しています。

ただ、スコアと指導はまた別ですので、具体的なスコアにはここでは触れません。

まあ、いくらなんでも730点は越えていますが・・・

それくらいでないと、さすがに指導できませんからね。


僕の生徒は、700点程度を目標にやっています。

当面、730点突破用のテキストを使用し、問題を解いてもらい、解説するといった形式の授業です。


その生徒さんは1年の留学経験がある子なので、やはり一般の高校生よりもセンスは良いです。

特にリスニング力は、素晴らしいものがあります。


ただ面白いのが、単語の偏り方です。

日本の中学で習うような単語でも、意外と抜けていたりします。(ma'amなど)

一方、普通の高校生は知らないだろうという単語でも、知っていたりします。(picky eaterなど)


日本の英語教育は決して間違ったものではないと思いますが・・・

どうしても、本国の生活で使われる英語との齟齬は起こってくるのでしょうね。

それを発見するのが、非常に面白いです。

なかなか興味深い経験です。


弱い分野強い分野ありますが、やはり単語力に関して言えば、東大・京大受験生の方があります。
730点に大きな壁があると言われていますが、そこを突破するためには、それに並ぶくらいの単語力が望ましいです。


単語の覚え方には、コツがあります。

詳細は「企業秘密」(!?)ということで書きませんが・・・

とりあえず、「単語そのものを見よ」

とだけ述べておくとしましょう。


ちなみに、僕は電子辞書、大賛成です。

確かに、図らずしも目に入ってくる、という単語は紙の辞書には劣りますが、

字の大きさや、引くスピードには勝てません。

ジャンプ機能をフル活用すると、非常に有用な利器へと成り得ます。

特に、授業スピードが速すぎてついていけない!と嘆かれている方。

是非授業に電子辞書を持ち込んで下さい。

話を聴きながら引けるくらいになれば、そのころには、英語ができるようになっているはずです。


それでは。今日はこのあたりで。


☆生徒さん募集中!

詳しくはこちら↓
http://leo-edu.blog.so-net.ne.jp/2010-04-15

※時間・曜日の制限がかなりかかっている状況ですが…。一度お問い合わせいただければと思います!

目より耳 [英語]

英語学習は、目で見るのも大事だけれど、耳から入れるのもかなり重要なのではないかと思います。

人間、耳で聞いたことのほうが忘れにくい・印象に残るという話もありますし、

これはもちろん英語にも当てはまることなのでしょう。


特に、通学時間が長い子の場合は、その時間を無駄にしないためにも、

プレーヤーに英語教材を入れて持ち歩くのがベストでしょう。

ただ、聞き流しで効果が上がるのは、小学校前半くらいまで。

それ以降は、流れている英文のテキストをたまに確認しながら、聞く必要があります。

新聞広告にだまされないでください。


英語だけでなく、古文などでも、聞く教材はありますよね。

古文単語ゴロ565などが代表的かと思います。

(昔は、ゴロ513でしたね)

これがまた意外と効果アリだそうで、気になる方は試してみてはいかがでしょう??


通学時間が長い、などのdisadvantageを如何に生かすかというのが、成功の秘訣です。

(僕は、中学高校6年間、2時間半の通学時間でした)


☆生徒さん募集中!

詳しくはこちら↓
http://leo-edu.blog.so-net.ne.jp/2010-04-15

※時期的にスケジュールが埋まりやすいので、お早めにご相談ください!!

リスニングができない・・・ホントに耳のせい? [英語]

リスニングができない。

そんな相談をよく受けます。


そして大抵そういう子は、リスニングができないのではなく、

英語そのものができていないことが多いです。


習ったところはできてますよ!!

そんなツッコミがあるかもしれませんが、それならなおさら問題。

要するに、習ってすぐ忘れてしまっている可能性が高いわけです。


リスニングは、原則的に実力テスト

とはいえども、文法的には今までに習った分野からほとんど出題されます。

しかし、定期テストを一夜漬けで乗り切っているような子ならどうでしょう。

当然、習ったことをすぐ忘れてしまいます。

そりゃあ、実力テストである、リスニングなんてできません。


そう。

リスニングは、まず英語の文法を理解することから始まるのです。

知らない文法・単語は、絶対に聞き取れません。



もう一つ。

聞けるためには、正しく発音できることが必要です。

日本の英語は発音軽視の傾向があるように思いますが、

それではいつまで経っても発音できず、当然聞き取りも不可能です。

これはまあ、生徒の問題だけではなく、教師にも大きな問題があるでしょう。

お子様の通う学校の教師は、しっかり発音できているでしょうか??


かなりの割合で、できていないと思います。

英語教師が英語をしっかり話せるとは、限らないのですから・・・。


リスニングができて、そこそこ英語を話せるようになるためには、

絶対に学校の教育だけでは不足です。

英会話教室に通うまではしなくとも、

映画を見るとか、音楽を聴くとか、あるいはNHKの基礎英語やCNNの英語教材をやってみるとか。

何かしらの自主学習が必須となってきます。

それが、この国の英語教育の実情です。


教師が公務員である限り、あるいは、英語教師の採用方法が変わらない限り

この実情は未来永劫、変わらないことでしょう。

このことは、お子様を持つ方ならば絶対に肝に銘じておくべきかと思います。


かといって、嘆いても始まりません。

楽しく英語学習ができるよう、まず第一歩を踏み出すのが大事かと思います。


☆生徒さん募集中!

詳しくはこちら↓
http://leo-edu.blog.so-net.ne.jp/2010-04-15

※時期的にスケジュールが埋まりやすいので、お早めにご相談ください!!


中間試験と英語検定 [英語]

中学生・高校生の中間試験の季節が近づいてきました。

僕の持っている生徒さんは、10月の13~15周辺に集中しています。

(そのおかげで、ここ二週間くらい全休がとれないのですが^^;)


ところで、実は16日・17日の土日に、英語検定があるんですよね。

これは学生にとっては本当に困った話で、

特に私立に通う子にとっては中間も英検も重要にもかかわらず、

どちらをがんばれば良いのか、イマイチ学校の方針が見えないんですね。


両方がんばれば良いだろう!と言えばそれまでなのですが、

やはり物事には優先順位というものがあるわけです。


たとえば、僕の妹は英語教育に力を入れた学校に通っているのですが、

その学校では、中間試験の日程を英検から2週間くらい後に設定しています。

英検対策の授業や補習まである学校で、学校の方針がきっちり見えていますね。

非常に対策しやすそうな印象を受けます。


「二兎を追うものは一兎をも得ず」という言葉がありますが、

少なくとも、学校の姿勢くらいは明らかにして欲しいものです。


☆生徒さん募集中!

詳しくはこちら↓
http://leo-edu.blog.so-net.ne.jp/2010-04-15

※時期的にスケジュールが埋まりやすいので、お早めにご相談ください!!


なぜ英語を学ぶのか? [英語]

英語だけはやっておきなさい!

とは言うものの、実際、どういう時に役立つのか?との疑問に答えられない人も多いはず。

そこで、僕が英語を学んでてよかった!と感じたシチュエーションを一部ご紹介。


①個人輸入

最近、スウェーデンの某メーカーの洋服を個人輸入しようと思い、メーカー側と直接のやりとりをしていました。

英語、ドイツ語・・・などが可能だったのですが、ドイツ語にはちょっと不安があったので、とりあえず英語で。

結果的には、「distributerが日本にはあるから、ダメ」「個人輸入のほうが高くつくよ」と言われてしまって破談に終わってしまったのですが、

これは英語がある程度わかるから、出来たことですし、やろうと思ったこと。

実際、個人輸入をされている方は結構いらっしゃるようで、やはり英語は役に立つなーと感じます。


②情報

世の中には、やはり日本語に訳されていない情報がかなり多いです。

むしろ、訳があるほうが少数と言えるでしょう。

となってくると、英語がわからないだけで、入手できる情報量がかなり制限されてしまうんですね。

現代では情報の入手・発信がとにかく重要ですので、かなり後手をとることになるでしょう。


③音楽

洋楽も、歌詞の意味がわかってこそ。

本当に楽しみたいならば、やはり英語が必須です。



・・・などなど、さまざまなときに役立つんですよね。

このことを教え、また実際に英語をどんどん使わないと、なかなか力はつかないのではないでしょうか。

英語は当然語学なわけですから、しょうもない教科書で得られる情報量なんて、微々たるものです。


一番ダメなのは、単語帳。(Z会の速読英単語は別)

あと、単語カード。

そんなことしてるヒマがあったら、自分の興味ある分野の情報を海外サイト飛び回って得てください。

英語を学ぶときは、柔軟な発想で。

頭でっかちでは、身につかないと思いますよ。


☆生徒さん募集中!

詳しくはこちら↓
http://leo-edu.blog.so-net.ne.jp/2010-04-15

※時期的にスケジュールが埋まりやすいので、お早めにご相談ください!!

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。