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三角形の合同利用の面積比 ~高校入試に出して下さい~ [中学受験算数]

こんにちは。
家庭教師の知力会です。

「中学受験には範囲がない」と言われるとおり、
一般的に小学生が学習する範囲を逸脱した出題は、多々見られます。
というのも、学習において範囲の線引きというのは、なかなか難しいのです。
恣意的に操作できるものだからです。

本日ご紹介の問題も、その一つ。

2005年 灘中 第一日 問10_1.jpg

解説はこちら。
2005年 灘中 第一日 問10 解説

ご覧の通り、三角形の合同を利用します。
そもそもこの図形、中学生の「三角形の合同」の分野で頻出の図です。
ただ、この分野は小学生にはあまりなじみが無いと思います。
確かに最難関校受験生は指導を受けますが、一般的な中学受験生は合同条件を知らないでしょう。

つまり、この問題は範囲スレスレに位置していると言えます。
「合同条件なんて知らなくても、なんとなく合同って分かるよね?」が通じるのが中学受験なんです。

改めて、厄介な入試など認識させられた一題でした。


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