こどもの自殺原因は、いじめよりも・・・ [教育全般]
こんにちは。
家庭教師の知力会です。
先日、医師の友人のFacebookページで、こどもの自殺原因についてのポストが上がっていました。
僕も部外者ではないので、自分なりに調べ、Instagramの方に投稿してみました。
すると驚くほどの反響がありましたので、こちらでもご紹介しようと思います。
厚労省HPより引用します。
まずは小中学生です。
最初に目につくのが、「いじめ」を原因とした自殺の少なさです。
ただ、これは「いじめ」が表面化しにくいという側面を考えると、実際にはもう少し多いかもしれません。
「学校関係その他」「学友関係の不和」の中に、「いじめ」が含まれている可能性は高いでしょう。
男子小学生・女子小学生・女子中学生で目立つのは、「家族からのしつけ」「親子関係の不和」です。
この2つは似たようなものであるとすると、かなりの比率です。
また、「学業不振」も見逃せません。
その上、「家族からの叱責」の中には結構な割合で「学業不振」が理由とされたものがあるでしょうし、
「親子関係の不和」も「学業不振」からくるものがあるでしょう。
「いじめ」以上に、「学業不振」で苦しむこどもが多いことが分かります。
つまり、友人よりも家族に追い込まれることの方が多いということになります。
「学業不振」を叱ることは、こどもに追い打ちをかけることになります。
成績が悪いことを気にしないこどもは、少ないからです。
逆にいえば、成績が悪いことを気にして頑張っても振るわないわけですから・・・
必要なのは、叱責ではなく、的確なアドバイスです。
何らかの改革が無い限り、成績は上がってきません。
毎日叱っている場合ではないのです。
また発達の偏りが原因で成績に繋がってこない場合、それを叱責することは最悪です。
自己肯定が出来なくなり、場合によっては引きこもりに繋がります。(何度も見てきました)
保護者はこどもの最大の理解者であるべきですが、それはこどもの能力についても言えることです。
過度な期待・重圧はこどもを破壊します。
そのような状態を、僕は「不健康である」とよく表現します。
叱責を受け続けて成績が伸びたケースは見たことがありませんし、
そもそも怒られてやっと成績が出たところで、何の意味があるのでしょうか。
「怒られないと出来ない」こどもに、将来何ができるでしょう。
まさに「不健康」です。
勉強だけが全てではありません。
勉強して、良い学校に入るのは、たくさんの選択肢のうちのほんの一つに過ぎません。
にもかかわらず、その狭い枠にこどもを嵌めようとすることは、果たしてこどもにとって良いことでしょうか。
それは、可能性の芽を摘んでいることになりはしませんか。
それでは、親は子の敵になってしまっています。
親はこどものパートナーであり、支え役であるべきです。
発達段階に応じて、未熟な部分を補うことに専念すべきです。
そして、こどもの頑張りを見守り、認める存在であるべきです。
僕は家庭教師で、受験指導を生業としてはいますが・・・
勉強だけでなく、こどもの可能性を潰さないような存在でありたいと思っています。
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HP: https://www.prokateikyoushi.com/
Instagram: https://www.instagram.com/katei_kyoushi_leo
facebook: https://www.facebook.com/leo.edu.lab/
家庭教師の知力会です。
先日、医師の友人のFacebookページで、こどもの自殺原因についてのポストが上がっていました。
僕も部外者ではないので、自分なりに調べ、Instagramの方に投稿してみました。
すると驚くほどの反響がありましたので、こちらでもご紹介しようと思います。
厚労省HPより引用します。
まずは小中学生です。
最初に目につくのが、「いじめ」を原因とした自殺の少なさです。
ただ、これは「いじめ」が表面化しにくいという側面を考えると、実際にはもう少し多いかもしれません。
「学校関係その他」「学友関係の不和」の中に、「いじめ」が含まれている可能性は高いでしょう。
男子小学生・女子小学生・女子中学生で目立つのは、「家族からのしつけ」「親子関係の不和」です。
この2つは似たようなものであるとすると、かなりの比率です。
また、「学業不振」も見逃せません。
その上、「家族からの叱責」の中には結構な割合で「学業不振」が理由とされたものがあるでしょうし、
「親子関係の不和」も「学業不振」からくるものがあるでしょう。
「いじめ」以上に、「学業不振」で苦しむこどもが多いことが分かります。
つまり、友人よりも家族に追い込まれることの方が多いということになります。
「学業不振」を叱ることは、こどもに追い打ちをかけることになります。
成績が悪いことを気にしないこどもは、少ないからです。
逆にいえば、成績が悪いことを気にして頑張っても振るわないわけですから・・・
必要なのは、叱責ではなく、的確なアドバイスです。
何らかの改革が無い限り、成績は上がってきません。
毎日叱っている場合ではないのです。
また発達の偏りが原因で成績に繋がってこない場合、それを叱責することは最悪です。
自己肯定が出来なくなり、場合によっては引きこもりに繋がります。(何度も見てきました)
保護者はこどもの最大の理解者であるべきですが、それはこどもの能力についても言えることです。
過度な期待・重圧はこどもを破壊します。
そのような状態を、僕は「不健康である」とよく表現します。
叱責を受け続けて成績が伸びたケースは見たことがありませんし、
そもそも怒られてやっと成績が出たところで、何の意味があるのでしょうか。
「怒られないと出来ない」こどもに、将来何ができるでしょう。
まさに「不健康」です。
勉強だけが全てではありません。
勉強して、良い学校に入るのは、たくさんの選択肢のうちのほんの一つに過ぎません。
にもかかわらず、その狭い枠にこどもを嵌めようとすることは、果たしてこどもにとって良いことでしょうか。
それは、可能性の芽を摘んでいることになりはしませんか。
それでは、親は子の敵になってしまっています。
親はこどものパートナーであり、支え役であるべきです。
発達段階に応じて、未熟な部分を補うことに専念すべきです。
そして、こどもの頑張りを見守り、認める存在であるべきです。
僕は家庭教師で、受験指導を生業としてはいますが・・・
勉強だけでなく、こどもの可能性を潰さないような存在でありたいと思っています。
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