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数学の「展開」「因数分解」がなぜかテストで解けない中高生へ [数学]

こんにちは。
家庭教師の知力会です。
さて、今日は数学の話です。

今私立中学2年生の生徒がいます。
ちょうど代数の範囲が「展開」「因数分解」の真っ最中でして、週に2回英語と共に指導しています。

この分野は、算数で言えば「九九」のようなもので、数学の土台となる内容です。
ですが、苦手な子は少なくありません。
とくに、「普段は出来ているのにテストでは解けない」パターンが多いです。
なるほど、確かに普段の宿題や演習では解けている。
ではなぜテストで解けないのか?

その原因としてありがちなのが、
「パターンごとの演習しかしていないから」というものです。
「展開」「因数分解」にはいくつかの公式がありますが、
大抵の教材では用いる公式の種類ごとに大問があるという構成がメインになっています。

ですが、当然テストでは混ぜて出てきます。
しかも、最初の基本問題のレベルから混ぜて出てきます。
普段、公式のパターンごとの演習をメインにしていると・・・
そう、いざテストで問題を見たときに、どの公式のパターンか分からないんですよ。

このことは結構落とし穴となっていて、しかも数学以外に様々な教科で起こり得ます。
もちろん算数でも起こります。
例えば、「文章題」の分野において、「消去算」「過不足算」など、
どのようなときにどの考え方をすれば良いか、テストになると分からない子が多いのです。

普段から、混ぜて練習しておくべきなのです。

今指導している中二の子も、宿題はまだパターン別ですが、授業では混ぜて問題を解かせています。
自分ではなかなかできないことなので、効果が出てくれると思います。


本日も、入試問題研究をアップしています。
今日は僕の出身校でもある、東大寺学園中の問題です。
1994年と僕が受験するよりも前の問題なのですが、シンプルながらよくできた問題です。
是非挑戦してみて下さい。

1994年 東大寺学園中 ~方陣算~

それでは、失礼いたします。

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1999年 甲陽学院中の理科を、オンライン授業風に解説してみる [中学受験理科]

こんにちは。
家庭教師の知力会です。

さて、今日は算数だけでなく理科のweb授業の様子をご紹介します。
理科は、オンライン授業との親和性がとても高いと思っています。
国語に近いレベルで問題文の読み取りが必要なことが多いので、
下線部を引いたり書き込みをしながら考えることが多いためです。
特に実験問題ではそれが顕著です。
国語の問題だと言って過言ではないことも多々あります。

HPでご紹介していますので、是非ご覧ください。

1999年 甲陽学院中 理科 問1 Ⅱ ~ハムスターを用いた実験問題~

実際の授業では、問題はスキャンしたものを貼り付けて、解説は話しながらの手書きになります。
リアルタイムで書き込みがされていく様子が見られるので、大変勉強になると思います。

余談ですが、blogのエディタを昔のタイプに戻しました。
レイアウトもこの方が見やすいですね。

それでは、今日は失礼いたします。

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