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こなすだけの課題は無意味だ [コラム]

3月に入りました。

さて今日は、課題が多すぎることの弊害について、です。
日々、塾や学校に大量の課題を課せられ、ウンザリしている学生さんも多いことかと思います。
毎日のようにたくさん出されるために、いつの日か「手抜き法」を考えるようになったりもしますよね。
そして、「こなすこと」自体が目的になってしまい、何のための課題なのか?といったことを見失ったりします。

要領の良い方法を考えたりするのは、もちろん将来役に立つことはあるでしょう。
ですが、学校や塾の課題はもちろん、そのためだけにあるわけではありません。

課題は、授業の復習であったり、生徒自身に考えさせたりするために出すものです。
場合によっては、あえて少し難しい内容を出してみて、「背伸び」できる生徒には「背伸び」させることもあります。

「背伸び」するにせよ、復習するにせよ、大切なのは「理解」と深い「思考」。
「なぜ?」を大切にして、知らなかった内容を少しずつ身に着けていく。
それが、課題の意義だと思います。

そう考えると、例えば数十回同じ英単語を書かせたりすることに、意味はあるでしょうか?
そんな回数書かせると、普通の学生ならば、「何も考えず」ぼーっと書くようになりますよね?
それでは、まったく無意味だと思います。時間のムダ。

「どこをよく間違えるか?」「どこが覚えにくいか?」を自分なりに把握し、そこだけ学習すれば良いのです。
無為に何十回も繰り返すのではなく、「覚えたか?」の確認を何回かすれば、十分に知識として身に着くはず。

要は「意識」の問題です。
「とりあえずこなす」ではなく、「身に着けるためにこなす」と思っているかどうか。
そこで大きな差が生まれるのかなと感じています。

教える側も、課題だけ大量に出して、ダラダラとポイントの掴みにくい授業をするのは最悪です。
生徒は、何をどう学習すればよいか、分からない。
(それこそ、対人授業の意味がない)

ポイントを端的に伝え、最低限の量の課題で定着させる。
そして、確認をその都度行う。
それが、教える側の本来の役割ではないでしょうか。
このことを忘れぬよう、自分自身も研鑽していきたいと思っています。


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