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日本語は難しい ~英作文を指導していて~ [英語]

英作文をチェックする機会が多々あります。
指導者がいないと学習しにくい分野の最たるものではないでしょうか。

英作を見ていると、「日本語の理解って難しいんだなあ」と感じることがあります。
例えば、「目は口ほどに物を言う、とよく言われるが、まさにその通りである」といった文。
この文中の「が」は、英語のthough(譲歩)とは違いますよね。
(「主題の提示」あたりに相当するのであろうか?)
でも、thoughで書いてしまう生徒は少なくありません。

原因としては、「が」=thoughという安易な刷り込みによるものだと思います。
これはあまり良い傾向ではないですね。

そもそも異なる二つの言語の表現を一対一で対応させること自体、困難です。
ですから、双方の言語における言葉の意味を深く考え・捉えることで、理解へ最も近づけると思います。
「日本語なんてしゃべれるんだから文法は知らなくても良いよ」と言う中学生は多いです。
一理あるのですが、その子たちは他言語を学習する際、壁にぶち当たっている確率が高いのも事実。
「意味がない」「要らない」なんて決めつけずに、学習に取り組んでほしいものです。


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入試における安全志向 [コラム]

今年は特に大学入試において、受験生の安全志向が顕著なようです。

僕の生徒も一人、摂南大学を受験したのですが・・・
受けた学部は去年比で約1.7倍の志願者がおり、倍率は14倍
それに伴い合格最低点も80%近くと、例年よりも10%以上アップでした。
問題の難易度というよりも、受験者の層が変化したことが原因だと思われます。
ここまでアップしてしまいますと、合格者の層はがらっと入れ替わっているでしょうね。
従来の摂南大合格者の中心層は、かなりの割合で不合格になったと思われます。

一方関関同立は、やや志願者は減少傾向とも見ましたので・・・
安全志向が現れた形になると思います。

この傾向は私立だけでなく、国公立でも見られると予想されています。

センター試験の廃止を含め、「入試が変わる」と言われていることが大きな要因だと思われます。
社会の先行き自体も不安があるので、人が自然に安全志向になってしまうことも原因かもしれませんね。

来年はよりこの傾向が強まるかもしれません。
普段受ける模試などを見て、志願者の動向を掴むことが必要になってくると思います。


さて、本日が夕方から2件の授業です。
中学入学前の小6と、高校進学を控える中3です。
中3の生徒は、最近学校を休み気味だそうで・・・
高校進学後のことも含め、方針を考えないといけない状況になっています。
ベストな方向を探ります。

それでは、失礼いたします。


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平面幾何における作図 [数学]

中学受験も終わり、生徒によっては中学に向けた指導を開始しています。
昨日から、平面幾何の「作図」分野にさしかかりました。

最初なので、「垂直二等分線」と「角二等分線」からのスタート。
教育開発出版(新中問などをつくっている会社です)から販売されている、数BEKIという教材を使っています。
この教材は、
「垂直二等分線」=「線分の両端の2点からの距離が等しい点の集合」
「角二等分線」=「角をなす2本の半直線からの距離が等しい点の集合」
であることがきっちり書かれているので、作図においても、「なぜその作図になるか」が理解しやすい。
(もし教材に書かれていなくても、僕はいつもそのように指導していますが)

「直線は、ある決まりに従う点の集まりである」ことを認識しておくことは、とても大切なことだと思います。
点も直線も、実際には大きさ(太さ)がなく、実際に手で触れることのできない概念であるからです。
そのあたりの考え方が、まずは算数から数学へシフトする鍵になるのかなと思います。
そして、この考え方は「関数」を習ったときにより生きてくるのかなと。

「作図」なんて方法が決まっているので、誰でも教えられると思います。
でも、意味のある授業にするのは、「お絵描き」ではなく「数学」的な授業をしなければいけません。

この先、この授業内容がどの分野に繋がっていくのか?
そのあたり、常に意識をして指導をするようにしています。


さて、3月から時間に空きが出てきそうです。
生徒さんの募集もしていますので、ご連絡お待ちしております。

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2019年度 灘中入試 雑感 その3 [中学受験算数]

2019年の灘中、算数二日目の内容をまとめてみました。


・大問1(倍数とあまり)
灘中大好き、整数問題。ヒントを頼りに、7で割ったあまりを考える。
小問が設けられておらず、過程をしっかり見られるだろう問題。

・大問2(倍数)
2問続けて整数問題。スマートに答えを導くことのできる問題で、個人的にはお気に入り。
末尾のほうに素数が来るあたり、「エラトステネスのふるい」を想起させる。
(ただし2・3・5・7以外の素数しか来ない)

・大問3(立体の影)
最近他の学校でも増えている、影問題。
(1)は優しいが、(2)あたりから、どこに注目すれば良いか分かりにくくなる。
点Fから点Eを結ぶ直線を引き、まず点Eを板②に写す。
そして、それに並行になるように他の線も引くと分かりやすい。

・大問4(?)
(1)の誘導さえ理解できれば、完答も難しいものではない。
整長方形PBCRと整長方形SQCDの和を、縦がPB(=a)となる細長い長方形(横の長さがa/2)に変形して考えると理解しやすいかと。

・大問5(空間図形)
この問題と似た問題が、新6年生のプレ灘で出題されていたのには驚いた。
プレ灘では、立方体が移動するわけではなく四角すいの交わる部分の体積であったので、難易度には大きな隔たりがある。
しかし、横から見た図・上から見た図から立体を想像する点では同じ。
ここで言葉で説明するのがとても難しい問題なので、気になる方は一度指導を申し込んでください(笑)


平均点が低かっただけあり、よく練られた問題が多かったです。
どの問題も考える項目が多く、制限時間内に解くのは結構難しいのではないかと。
特に大問5は、立体が苦手だと全滅してもおかしくないでしょう。

パターンを抑えるだけでなく、思考力を要求されることが徐々に多くなってきたように感じる、今年の問題でした。



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2019年度 灘中入試 雑感 その2 [中学受験理科]

前回から日にちが空きましたが、灘中の問題はとっくにすべて解き終えています。
今日は理科に関して。

今年の理科は、比較的易しいものでした。
ざっと内容を見ていきますと、


大問1・・・生物(食物連鎖、グラフ読み取りなど)
グラフの読み取りも含めて易しい問題。極力満点を狙いにいきたいところ。

大問2・・・気体の燃焼、発熱
問5だけやや複雑だが、希の最高レベル特訓などをやっていれば特に抵抗のない内容。

大問3・・・立体視
あまり例のない問題。VR技術の発展が見込まれることから、この出題があったものと思われる。図2からどれだけのことを掴めるかどうかがポイント。ちなみに、四谷大塚発表の問1の解答がイ→エに修正された。真意を問い合わせたところ、やはりエで問題ないと思われる。

大問4・・・溶解度
物質が3種類あるので、整理できるかどうかがポイント。整理さえできれば、内容は難しいものではない。

大問5・・・個体数推定
「焼きたらこおにぎり」に面食らうかもしれないが、冷静に考えれば標準的な内容。ただし問4も含め、普段から深い思考・理解をしようとする姿勢が問われている問題。付け焼き刃の知識だけの生徒は、必要とされていないのだ。

大問6・・・力学(浮力、てこ)
浮力がどこにかかると処理するか、問題条件からそれさえ気づけばさほど引っ掛かりのない問題。
おもりの重さが同じなので(重心設定しやすい)、複数個のおもりを出来る限り一つにまとめて処理するテクニックがあると楽。


といった内容です。
知識だけでは太刀打ちできる内容ではありませんが、灘中合格ライン前後にいる生徒からすると、「考えれば分かるよね」と思えるものです。
下手にマニアックな知識が出題されるよりも、高得点を取れたのではないでしょうか。

普段から学ぶ内容、そして身の回りの現象に対して、興味を持って色々と考えてみる習慣をつける。
それが、灘中理科攻略へのまず第一歩です。

さて、次回は算数の第二日について書ければ良いかなと思っています。

それでは、失礼いたします。


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