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2009年度 京都大学 数学(文理共通) 大問5 ~算数的な思考~ その1 [数学]

pを素数、nを正の整数とするとき、(p^n)!はpで何回割り切れるか。

上のような問題が、2009年の京大で出題されています。
中学受験をそれなりのレベルまで学習した人ならば、見覚えがあるはず。

「1×2×3×・・・×125は、5で何回割り切れますか。」

そう、この問題とそっくりです。

考え方はシンプルで、1×2×・・・×125の中に、素因数5をいくつ含むか?を考えれば良いんです。
5の倍数・・・125÷5=25個
25の倍数・・・125÷25=5個
125の倍数・・・125÷125=1個
よって答えは、25+5+1=31回

・・・と、教えることが多いのですが。
この考え方をしていては、京大のこの問題は考えにくいです。
もっと言えば、この解き方をしている小学生のほとんどは、意味を理解せずに解いています。
25の倍数には素因数5が2つ、125の倍数には素因数5が3つ含まれていることを、無視していることが多いです。
正しくは、次のような解き方になります。

5の倍数であるが、25で割り切れない・・・25-5=20個
25の倍数であるが、125で割り切れない・・・5-1=4個
125の倍数・・・1個
よって、20+4×2+1×3=31回

この考え方を広げ、京大の本問も解いていきます。

次回へ続きます。


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