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単純化の大切さ [教育全般]

生徒に教えるときは、物事をあえて単純化することも多々あります。

例えば今、中1の生徒に不等式を教えています。
学校の授業では意味不明だったらしく、アドバイスを求めてきました。
僕は一言こう言いました。
「いや、方程式と大して変わらないよ?」
どうやらその一言で納得したらしく、問題をスラスラ解き始めました。

もちろん、xの符号がマイナスの時の話などは、後でしました。
(わざと最初は間違えさせるのがポイントです)
そして、連立不等式になったとき、方程式との違いに気づくでしょう。

確かに、不等式と方程式は違うものです。
でも、いきなり細かい話をするよりも、「方程式みたいなもんだよ」と単純化してやる方が良いこともあるわけです。
ほら、「時には良いウソもある」なんて言うじゃないですか。


学校のカリキュラムに対して、おエラい先生方やちょっと学んだ学生が、強烈な批判を浴びせることがあります。
「こんなの嘘だ」「もっと背景まで教えないといけない」
実際にそうすべき場合だってもちろんあるのですが、果たしてそれは子ども目線なのでしょうか。
子どもの理解につながるのではあれば良いのですが・・・
そうでなく、意見を主張するだけのための場合も多いです。

子どもの理解度・目線で考えると、「ちょっと違うけどまあこんなもんでいいや」がベストなことだってあります。
そもそも、皆が学者を目指すわけではありませんからね。
100%な内容を教わって40%しか理解しないことと、内容は70%だけれどもその80%を理解していること。
どちらが良いの?という話です。
(それを僕たち大人は「要領」なんて言っているかもしれませんね)

「単純化」、経験からしても有効な手段です。
今後も恐れずに使っていきたいと思います。


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