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現実を見る [コラム]

「現実を見ろ」なんて言うと、ちょっとヒドい言葉に聞こえますが・・・
実際には、現実を見ることが必要な場面はよくあります。

テストにおいてもあてはまります。
皆が満点をとれるわけではないですし、そもそも満点を目指すことすら難しいでしょう。
僕は仕事を始めたとき、「頑張ればだれでも満点が取れる」と思っていたのですが、
いろいろな生徒を教えるに従って、それは夢物語だと気づかされました。
僕らにとって大切なのは、満点を取らせることではありません。
一人一人にフィットした目標を立て、それを達成することだったんですね。

では、目標をどこに置きましょうか。
自分の中では、実力よりちょっと背伸びしたところを目指すイメージです。
生徒にとって無理のないレベルを「実力」と設定し、その少し上を目標にします。
ですから、目標が一人一人異なるのは当然。
場合によっては、「欠点を取らない」なんて目標になることだってあります。
それでも、それが生徒にとって適正で、かつ達成できるものであれば良いのです。

目標は、点数じゃなくても良いでしょう。
「この問題が出題されたら、絶対に解いてやろう」
「計算問題だけは、すべて正解する」
「苦手な速さの分野が出ても、大問の中の小問の半分は合わせる」
などなど、何でもよいのです。
「頑張りなさい」「勉強しなさい」なんて漠然というより、遥かに有意義ですよ。

年齢が低い(精神年齢が低い)ほど、目標を身近なものにしてあげると良いでしょう。
精神的に十分成熟した高校生相手だと、「次の模試でB判定をとる」で通用するかもしれませんが、
それは精神的に未熟な、多くの小学生には無理です。絶対無理。
なので、大人である保護者や僕ら家庭教師が、目標を分解してやります。
「B判定をとる」←「算数で足を引っ張らない」←「大問1の計算問題はすべて正解する」
←「毎朝計算の練習を15分やる」「その際は途中経過をきっちり書く」
といった具合です。
(あくまで一例)

この目標の分解は、親子で相談してやると良いでしょう。
親からトップダウンで指示されたものは、子どもにとって現実的に捉えにくいものです。
計画を立てる段階子どもを巻き込み、二人三脚で学習を進めていってほしいと思います。
そうすれば、中学に入る頃には自ら目標を立てられるようになるのではないでしょうか。


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