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ハダカデバネズミ [身近な理科]

ハダカデバネズミ、酸素なしで18分間生きられる

「ハダカデバネズミ」はげっ歯類の一種です。
なんだかスゴい名前ですが、こいつらがスゴいのは名前だけではないようです。
なんと、酸素の無い状態で18分間も生き延びることができるんです。

哺乳類では他にこういった種はいません。
人間ももちろん、酸素が無ければすぐに生命活動は停止してしまいます。
哺乳類のみならず、多くの動物がそうです。

しかし、この「ハダカデバネズミ」はというと・・・
酸素の無い状態になると「好気呼吸」(酸素を用いた呼吸)をやめてしまい、「果糖」(フルクトース)の代謝・分解を始め、
それによって生命活動の維持をするようです。
一種の仮死状態、とも言えるかもしれません。

フルクトースは毒性が高いので、人間は腎臓や肝臓で処理しています。
ですが、ハダカデバネズミはフルクトースを処理できる酵素を、全身に持っているそうです。

彼らは地中で生活する種なので、その生活に適応した結果なのでしょうね。

このシステム、研究次第ではいつか人間への医療に応用される日が来るかもしれません。
どのような形なのかどうかは分かりませんが、その日が楽しみですね。


さて、本日は中学生の英語・数学指導です。
接続詞を習い始めて混乱があるようなので、そちらの指導を行います。
加えて、前回の未来形の復習も忘れずに。

それでは、失礼いたします。


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月は自転していない!? [身近な理科]

先日フジテレビで放送された番組中で、
「月が地球に対して常に同じ面を向けているのは、月が自転していないからだ」
との趣旨の説明がされたようです。

もちろん、常識として学生相手に教えられているのは、月は自転していることです。
さらに言えば、「自転周期」と「公転周期」が同じと教えられています。
そして、「自転周期」と「公転周期」が同じだからこそ、月は地球に対して同じ側を向けている、と。

そもそも月が自転しているのかどうか?
このことについては様々な議論があるようです。
「自転」の定義の解釈次第で、月の「自転」は「自転」と呼べないのではないか・・・など。
ですが、少なくとも「月が自転していない”から”月は地球に対して同じ面を向けている」とは絶対に言えません。
むしろ、月が自転していなければ、地球から見て一公転あたり一周自転しているように見えるはずです。
(そして、月は全体にまんべんなく太陽光が当たることになるでしょう)

子どもも多く見ているわけですから、テレビ局には正確な番組作りを心がけて欲しいものです。


さて、本日は中学受験理科・国語の指導です。
主に理科になりそうですが、「天体」(タイムリーですね・・・!)について指導する予定です。

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ネコは物理法則を理解している? [身近な理科]

先日、こんな記事を見つけました。

ネコは物理法則を理解していることが京都大学の研究で判明

ソースはこちら。

Cats seem to grasp the laws of physics

記事によると、

[実験目的]
・以前の研究結果より、ネコが原因(物音)と結果(見えないものの存在)の因果関係を理解していることは判明済み
・今回は一歩進めて、箱を振ったときの音から箱の中身の有無を予測できるかを実験

[手法]
・30匹の飼い猫が対象
・まず、箱を振って音を鳴らすパターンと、鳴らさずに空箱と見せかけるパターンを見せる
・次に、その動作の後で物が箱から落ちるパターンと落ちないパターンを見せる
→整理すると・・・

(ア) 音○、物落ち○
(イ) 音○、物落ち×
(ウ) 音×、物落ち○
(エ) 音×、物落ち×  

の、4パターンを行ったことになります。

[結果]
①ネコたちは、音のしたパターン、つまり(ア)と(イ)を、より長い時間見つめていた。
②物理法則に反しているパターン、つまり(イ)と(ウ)を、より長い時間見つめていた。

[考察]
・結果①より、ネコは音の有無で箱の中に物が入っているかどうかを推測していると予想される
・結果②より、ネコはまるで自分の理解する物理法則に矛盾していると考えているようだった。
→「ネコは音が聞こえるかどうか、箱に物が入っているかどうかという、2つのことの因果関係を理解したうえで、見えない物の存在を予測しているのではないか」

とのこと。

この実験では不十分で、「箱の音を聞いたときにネコが何を考えているか」などを把握するには、
さらなる実験が必要なようです。
確かに、まだ推測の域を出ませんよね。
(この実験は、本当に初期段階のものだと思われます)

実験結果次第では、今まで考えられていたネコの様々な行動の意味合いが、変わってくるかも・・・?
そう考えると、楽しみですよね。
今後に注目しましょう。


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ニホニウム (Nh) [身近な理科]

昨日、113番元素の名称案、「ニホニウム」が正式に公表されました。

113番元素は、日本の理化学研究所(理研)が合成・検出に成功した元素です。
といっても他にも合成に成功したという報告があり、今まではロシア・アメリカの合同研究チームが名付けた
「ウンウントリウム」という名が広く用いられていました。

冗談みたいな名前なので、数年前、灘中に合格した生徒と言い合って笑っていたのを覚えています。
(ちなみに、その辺の参考書だと113番目は空欄になっています。なぜ彼は知っていたのか・・・)

昨日知人と話していると、「ニホニウムなんて名前、イケてないんじゃないか」なんて言われました。
うーん、確かにそう言われると、ちょっと間抜けなような・・・。
「アルゴン」とか「クリプトン」みたいな強そうな名前からすると、語感では格落ちしますよね。

でも国名や地名を元素に落とし込むのは珍しいことじゃないんです。
例えば・・・

アメリシウム(95Am)・・・アメリカ
ユウロピウム(63Eu)・・・ヨーロッパ
フランシウム(87Fr)・・・フランス

などがあります。

人名が由来のものもありますよ。

キュリウム(96Cm)・・・キュリー夫妻
アインスタイニウム(99Es)・・・アインシュタイン
ノーベリウム(102No)・・・ノーベル
メンデレビウム(101Md)・・・メンデレーエフ
※メンデレーエフは周期表の考案者ですね!


というわけで。
「ニホニウム」は別にイケてないわけじゃないんですよ。
ごく自然で、無難なチョイスだと思います。

ところで、このあたりの原子番号の元素になってくると、人工的につくるしかありません。
人工的につくられた元素は存在できる時間は非常に短く、すぐに崩壊を起こしてしまいます。
そんな元素、作る意味あるの??
疑問に思いますよね。

以前新聞で読んだのですが、どうやら「もしかすると長時間存在できる元素がつくれるかもしれない」
との思いで新たな元素の合成に臨んでいるそうです。
新元素は、もし「長時間存在」できれば、世の中の役に立つかもしれません。
今までに無かったものですから、今までに無かった役割を担える可能性があるわけです。


こんなに夢のある話ですから、お子様にお話しされる際にも
「コンナコトして何になるんかねえ」
なんて言うのではなく、
「すごいね。○○君(○○ちゃん)が新しい元素を見つけたら、どんな名前を付ける?」
のように、夢を語ってあげて欲しいですね。

もしかすると、その会話から未来の化学者が誕生するかもしれませんよ。

そして・・・
そんな未来の化学者たちのためにも、ニホン国さんには、もうちょっと研究費を振る舞っていただきたい。
切に願います。


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挟めない洗濯バサミ [身近な理科]

さて、本日も最近あった話です。
うちには洗濯バサミが大きく分けて2種類あるのですが・・・
そのうち新しい方のタイプが、あまり洗濯物をキープできません。
特にジーンズを挟んでつるすと、すぐに落下してしまいます^^;
要するに、使えないヤツなわけです。

あまりに使えないので、原因があるはずだと思って考えてみました。

まず、一般的な形(と思われる)の洗濯バサミです。
こいつはまあ、使えるヤツです。
ジーンズももちろんOK。当たり前だけど・・・。

IMG_3312.JPG

そして、こいつが使えないヤツ。

IMG_3313.JPG

洗濯バサミの挟む力のモーメントについて考えるとき、
力点・・・バネ部分
作用点・・・挟む先端
支点・・・上下がくっついている部分
となります。

するとご覧の通り、使えないヤツは

(支点~作用点)>>(支点~力点)

となっていることが分かります。
使えるヤツと比べて、この差が大きい。
(支点~作用点)の距離が、とても長い。
これでは、力点に加わった力と比べ、作用点にかかる力が小さくなってしまいます
重い物なんて、挟めるはずがない。

ただし逆に言えば、軽いものを挟む分には良いでしょう。
服を傷めずに済みますし、取り外すのも楽です。

・・・風の強い日は知りませんが。

そんなわけで、これを設計した人の意図が気になったのでした。

今日は中一の授業です。
中学に進学して、初めての授業。
英語の最初に躓いているようなので、現状をチェックしてきます。

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