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コロナ禍の気象予報への影響 [身近な理科]

こんにちは。
家庭教師の知力会です。

関西には先日、台風が接近しました。
ただ、その台風の予報における「予報円」はいつもよりも大きなものでした。
それについての記事を発見しました。

航空機観測の減少と台風14号

なんと、コロナウイルスの影響によって旅客機が減少したために、
気象観測データも同時に減少しているのだそうです。
旅客機が普段気象データを収集している、ということも一般には余り知られていないことですね。
そして、そのデータを収集している旅客機が減少することで、気象予報の精度が下がっているのです。

これはもちろん、日本だけの問題ではありません。

Why COVID-19 made weather forecasts less reliable

Nature.comでも同様の記事があります。
最大で75%の気象データが失われるということですから、結構な影響です。
特に影響を受けるのは

・都市部から離れた場所(=普段からデータの少ない場所)
・旅客機のトラフィックの多かった場所(アメリカなど)

だそうです。
前者に関しては、いわば「頼みの綱」だった旅客機のデータが失われることになりますし、
後者に関しては、普段大量に存在していたデータが消えてしまったことになります。
当然、どちらも影響が大きいですね。

逆に、西ヨーロッパでは影響が少ないようです。
どうやら、この地域では旅客機から以外のデータのネットワークがしっかりしているそうです。


気象予報にまで影響を及ぼしているCOVID-19(新型コロナウイルス)。
日々身をささげて下さっている医療関係者の方々の努力が、早く報われて欲しいものです。


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