SSブログ

「解ける」と「分かる」は違う [教育全般]

先日植物の種子について授業をしているときに、カキの種子を書いてもらいました。
書いてもらったものは、実際とは少し違っているもので、正解ではありませんでした。

でも彼女は絵を見れば、それがカキの種子だと分かるし、その種子の部位がそれぞれ何なのかも分かる。
そう、よくある問題ならば簡単に解けるのです。

それでも、一から絵を書けと言われると、書けない。
なぜか?

おそらく、問題は「解ける」のだけれど、内容を全て「分かる」状態まではもっていけていないのだと思います。
この状態にはデメリットが数点あって、

・内容を忘れてしまいやすい
・難しい問題に対応できない

などが考えられます。

もっと良くある例で言えば、メダカの絵を書けるかどうか、というものがあります。
実際自分も経験したのですが(しかも中学入試の本番で、です)、これ、意外と書けません。
理由は簡単で、塾ではオス・メスの区別ばかり強調されるからです。
確かにその区別が一番聞かれやすいのですが、それでは他の角度からの問題に対応できません。
はっきり言って、不十分です。

ひれの位置と名称ひれの枚数など、覚えることは多々あります。
そこまでやって、やっとメダカのからだのつくりを「分かった」と言えるのではないか。
そう思います。

応用問題が解けない・・・と悩むお子様をお持ちのお父さま・お母さま。
お子様は、問題を「解ける」だけで終えているのかもしれません。
問題にはない質問をしてみて、「分かる」段階までいけているのか、確認してみて下さい。


◎生徒募集中!

中学受験・中高一貫フォロー・高校受験・大学受験など。
特に中学受験はレベル不問。
お気軽にご相談下さい。

また、不登校のお子様もご相談下さい。

現在のスケジュールはこちらです。

スケジュールについて('16 7/2 改定)

宜しくお願いいたします。

◎連絡先
メール:
leo.knowledge.is.power@gmail.com
返信のない場合、vincit.qui.patitur.leo.f◎ezweb.ne.jp(◎を@に変更してください)までご連絡下さい。

電話:
090-6234-9080
返答の無い場合、携帯電話よりメッセージを送信してください。

facebook:
https://www.facebook.com/leo.edu.lab/

詳しくはこちら
http://leo-edu.blog.so-net.ne.jp/2010-04-15



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。