日暦算でいつも曜日が1つズレる理由 [中学受験算数]
こんにちは。
家庭教師の知力会です。
今日は日暦算の話です。
今年から小3の浜学園・最高レベル演習の生徒を指導しているのですが、
先日日暦算が登場しました。
日暦算といえば、よくある間違いとしては「曜日が一つズレる」といったものです。
生徒はよく「惜しい」などと言いますが・・・
僕はいつも「惜しくないよ」と返します。
なぜならば、日暦算の間違いは、ほとんどの場合は「一つのズレ」だからです。
では、なぜズレが起こるのでしょうか。
その理由は、端的に言えば「解法の混乱」です。
曜日の計算には、解法が大きく分けて2つあります。
解法1. 「~日後」かを考えて7で割る
解法2. 「~日目」かを考えて7で割る
この2つです。
例えば、次のような問題。
「ある年の6月30日が火曜日であるとき、7月25日は何曜日か」
解法1.
7月25日は、6月30日から考えると25日後。
25÷7 = 3・・・4
よって曜日は4つ後であるから、水・木・金・土
解法2.
7月25日は、6月30日から考えると26日目。
26÷7 = 3・・・5
よって曜日は5つ目であるから、火・水・木・金・土
となります。
1つズレる場合は、「~日目」と「~日後」を混同しているケースがほとんどです。
「~日後」かを計算したはずなのに曜日は最初の日も含めて数えてしまったり、
あるいはその逆をやってしまう、ということです。
どちらの解法をとっているのか、ハッキリさせてから学習する必要があります。
(意識できていない場合は、すぐにでも修正してください)
日暦算に限らず、小学生は思考がついつい計算式に頼りがち。
計算式には単位がありませんから、単位の優先順位が、思考の中であまり高くないことが多いのです。
しかしそれでは混乱を生じるケースが多いですから、周りが意識させてあげましょう。
HP: https://www.prokateikyoushi.com/
Instagram: https://www.instagram.com/katei_kyoushi_leo
facebook: https://www.facebook.com/leo.edu.lab/
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今日は日暦算の話です。
今年から小3の浜学園・最高レベル演習の生徒を指導しているのですが、
先日日暦算が登場しました。
日暦算といえば、よくある間違いとしては「曜日が一つズレる」といったものです。
生徒はよく「惜しい」などと言いますが・・・
僕はいつも「惜しくないよ」と返します。
なぜならば、日暦算の間違いは、ほとんどの場合は「一つのズレ」だからです。
では、なぜズレが起こるのでしょうか。
その理由は、端的に言えば「解法の混乱」です。
曜日の計算には、解法が大きく分けて2つあります。
解法1. 「~日後」かを考えて7で割る
解法2. 「~日目」かを考えて7で割る
この2つです。
例えば、次のような問題。
「ある年の6月30日が火曜日であるとき、7月25日は何曜日か」
解法1.
7月25日は、6月30日から考えると25日後。
25÷7 = 3・・・4
よって曜日は4つ後であるから、水・木・金・土
解法2.
7月25日は、6月30日から考えると26日目。
26÷7 = 3・・・5
よって曜日は5つ目であるから、火・水・木・金・土
となります。
1つズレる場合は、「~日目」と「~日後」を混同しているケースがほとんどです。
「~日後」かを計算したはずなのに曜日は最初の日も含めて数えてしまったり、
あるいはその逆をやってしまう、ということです。
どちらの解法をとっているのか、ハッキリさせてから学習する必要があります。
(意識できていない場合は、すぐにでも修正してください)
日暦算に限らず、小学生は思考がついつい計算式に頼りがち。
計算式には単位がありませんから、単位の優先順位が、思考の中であまり高くないことが多いのです。
しかしそれでは混乱を生じるケースが多いですから、周りが意識させてあげましょう。
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2020-06-30 10:20
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