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使える知識を身につける ~知識は引き出しの手前へ~ [教育全般]

ちょっと胡散臭いタイトルになってしまって心外ですが、(どこぞやの出版社から出てそうな・・・)至って真面目な話。
他の科目にも当てはまりますが、特に理科において。
覚えているはずなのに、テスト中に思い出せない・思いつかないと言われることが多々あります。
これを解消する方法を、一つご紹介します。

ただ記憶力には個人でかなりの差がありますので、必ずしもこれで万事OK!とは限りませんので、ご了承を。

水素の発生・性質を例にとります。
親子を想定します。
なお、登場するお子さんは明日テストを控えており、最終確認の段階です。(だから出来が良い・・・笑)

親「水素って鉄と何で発生させる?」
子「塩酸」
親「アルミニウムとだったら?」
子「塩酸と水酸化ナトリウム」
親「塩酸って他の気体発生にも関係あったよね?
子「二酸化炭素」
親「塩酸と何で二酸化炭素?」
子「石灰石」
親「石灰石の代わりができるものは?」
子「チョークや貝殻」
親「では、二酸化炭素は空気と比べて重さは?」
子「重い」
親「水素は?」
子「軽い」
親「では、塩酸が溶かすことのできる金属は?」
子「えーっと・・・鉄とアルミ?」
親「水酸化ナトリウムは?」
子「アルミだけだね」
親「ちなみに、アルミと鉄だとどちらが電流を通しやすい?」
子「ええっ・・・? アルミだっけ?」
親「その通り。では、水素を燃やすと何が出来る?」
子「もちろん、水(水蒸気)」
親「ちなみに、炭素を燃やすと?」
子「二酸化炭素」
親「では、ろうそくを燃やして出来る気体は?」
子「水蒸気と二酸化炭素」
親「水素を試験管に入れて燃やすと、どうなる?
子「ポンと音を立てて青白い炎をあげて燃える」
親「試験管の中の様子は?」
子「水滴でくもる」
親「では、水素の発生方法で思い浮かぶものを全部言ってみて?」
子「塩酸と鉄・アルミ、水酸化ナトリウムとアルミ」
親「よく出来ました。これでテストは大丈夫!」

みたいな感じです。
何をしているかと言うと、でたらめに見えつつも、何らかの関連のある知識を確認していっているんですね。
これを繰り返すことで、知識が「引出しの奥」ではなく「引出しの手前」に出てくるんです。
良く見に着けるものは、引出しの奥にいきませんよね?
それと同じことです。

ただ、上のようなやり取りをするには、聴き手側が理科の全分野の知識が「染み込んで」いる状態でないと不可能です。
ご家庭で保護者の方がされるのは現実的ではないかもしれませんが、理想の形はこのようなものであると認識しておいて下さい。

もちろん、僕にご相談いただければ、上のような方法で指導します。
それが僕ら「家庭教師」の存在意義だと思っています。
是非お試しください。


さて、今日は高校生の化学、中学生の英語・数学の指導です。
高校生の化学は「気体」「溶解度」、中学生の英語・数学は「接続詞」「未来形の復習」「連立方程式の利用」です。
そろそろ期末試験の見え始める時期ですので、そちらの対策も練っていく予定です。

それでは、失礼いたします。


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